カラオケエコー for ミュートマイクUSB

取扱説明書

「ミュートマイクUSB」の製品情報・ご購入はこちらです。


1.カラオケエコーとは

「カラオケエコー for ミュートマイクUSB」は、パソコンに入力された音声にカラオケボックスのようなエコーをかけて出力するソフトウェアです。「ミュートマイクUSB」でご使用いただく為にカスタマイズした特別バージョンとなっています。

2.動作環境

Microsoft Windows VistaまたはMicrosoft Windows XPが動作するパソコンで使用できます。
ミュートマイクUSBを接続するためにはUSBポートが必要です。
音を再生するためののサウンド機能及びスピーカーやヘッドフォン等が必要です。

3.使用方法

※カラオケエコーを起動する前に「ミュートマイクUSB」をパソコンに接続してください。

1)「開始」ボタンを押すと、動作を開始します。「停止」ボタンを押すと、動作を停止します。
2)「音声入力用のデバイス」には、使用可能な録音用デバイスが一覧されています。「標準のデバイス」を指定すると、「コントロールパネル」の「サウンド」で指定されている規定のデバイスを使用します。
3)「再生用のデバイス」には、使用可能な再生用デバイスが一覧されています。「標準のデバイス」を指定すると、「コントロールパネル」の「サウンド」で指定されている規定のデバイスを使用します。
4)「再生用デバイスの種類」には、「DirectSound(優先モード)」「DirectSound(協調モード)」「MME」があります。

通常は「DirectSound(優先モード)」を選択します。他のソフトウェアを併用したときに音が出ない等の問題が発生した場合には「DirectSound(協調モード)」を選択すれば改善する可能性があります。「MME」はカラオケエコーの古いバージョンと同等の動作をします。再生遅延が大きいので通常は選択しません。DirectSoundではうまく動作しないときだけ選択します。
5)「音声入力単位時間(ms)」では、1回の処理で入力・再生を行う時間の長さをミリ秒で指定します。値が小さいほど再生の遅れが少なくなりますが、小さすぎるとスムーズに再生できなくなります。
6)「エコーの強さ」では、エコーの音量を指定します。ゼロにするとエコーはかかりません。
7)「エコーの遅延時間(ms)」では、エコーが返ってくるまでの時間をミリ秒で指定します。
※再生の遅れについて
カラオケエコーは「入力」→「音の加工」→「再生」を繰り返してエコーの効果を実現しています。1回の処理で入力する音が長すぎると、再生までの間隔が長くなります。この間隔はより短いほうが良いですが、動作環境によって限界が異なります。スムーズに再生ができる範囲で最小の値を指定してください。

4.音量の調整について

カラオケエコーからは入力音量、再生音量は調整できませんので、OSの機能を使用して調整してください。
・Windows Vistaの場合
「コントロールパネル」→「サウンド」→「録音」タブ又は「再生」タブ→デバイス選択→「プロパティ」→「レベル」
・Windows XPの場合
「コントロールパネル」→「サウンドとオーディオデバイス」→「オーディオ」タブ→「音の再生」又は「録音」→「音量」ボタン

5.トラブルシューティング

Q.ミュートマイクUSBが認識されないようです。
A.デバイスの抜き差しはカラオケエコーを終了してから行ってください。起動したままデバイスの追加・削除が認識されません。なお、ミュートマイクUSBはデバイス名「USB Microphone」と表示されます。
Q.音が鳴りません。
A.使用するデバイスが正しく選択されているか確認してください。また、録音・再生の音量が小さすぎないか確認してください。
Q.雑音が聞こえる。音が飛ぶ。
A.音が割れる場合は、録音の音量が大きすぎる可能性があります。音が飛んでしまう場合は、「音声入力単位時間(ms)」を長くしてください。
Q.カラオケエコーを使用すると他のソフトから音が出ない。
A.「再生用デバイスの種類」を「DirectSound(優先モード)」から「DirectSound(協調モード)」に変更してください。

6.お問い合わせ

お問い合わせ先はこちらでご案内しております。

7.更新履歴

・Version 2.0 2009/09/27

1)Windows XP/Vista/7(RC)に対応した。
2)9x系及び2000以前のOSを未サポートとした。
3)再生処理をDirectSoundに対応した。
4)Unicodeベースアプリケーションに変更した。
5)画面及び操作系を全面更新した。
6)ユーザーデータ保存先をプロファイル内に変更した。
7)開発環境をC++Builder2009に変更した。

・Version 1.0a 2000/03/14

1)インストーラを添付
2)ドキュメントを更新

・Version 1.0 2000/02/09

1)ステレオ入出力に対応
2)エコーの強さの変更の自由度アップ
3)エコー生成のアルゴリズムを改良
4)入出力別々のデバイス選択に対応
5)音量オーバーで耳障りな雑音が入る不具合を修正
6)環境により異常終了する不具合を修正
7)レベルメータの動きが良くない不具合を修正
8)バージョン情報でhttp://とmeilto:に対応
9)開発環境をVisual C++ 5.0から6.0に変更

・Version 0.1 1999/03/10

初公開。

8.著作権など

・このソフトウェアの著作権はキュージーラボが所有します。
・このソフトウェアの不具合による損害について、株式会社日本トラストテクノロジー及びキュージーラボはいかなる責任も負わないこととします。
・このソフトはCodeGear C++Builder 2009でビルドされています。
・「ミュートマイクUSB」は株式会社日本トラストテクノロジーの商標です。
・「CodeGear C++Builder 2009」は米国Embarcadero Technologiesの商標または登録商標です。
・「Windows XP」及び「Windows Vista」は米国Microsoft Corporationの商標または登録商標です。

Copyright(C)Japan Trust Technology Inc 2009
Copyright(C)QzLab 1999-2009
All Rights Reserved.